生きてくためのお金の話し

サラリーマンが今の生活を守りながら資産を増やす方法を情報発信していきます。私自身も、妻子持ち、家持ちでリスクを取れない30代サラリーマンです。

【保険の基本は入らない】必要な保険と不要な保険

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ゆでダコガエルです!

 

【この記事の概要】

・「トラブル発生時に貯金で対処できないリスク」のみ「シンプルな保険」で備えるべき。

・保険は特定のリスクにしか対処できない。貯金であればあらゆるリスクに対処できる。

 

【この記事を読んで欲しい人】

・不要な保険を解約して保険料を節約したい。

・必要な保険、不要な保険の判断基準を知りたい。

・保険の見直しをしたい。 

 

  

保険の基本は入らない

日本人は「なんとなく不安だから」「みんな加入してるから」といった理由で保険に加入しがちですが、そういった理由で保険に加入するのは間違ってます。「保険の基本は入らない」です。

 

本当に必要な保険だけ加入すべき

保険は一切不要かというと、加入すべき保険もあります。

加入すべき保険は「トラブル発生時に貯金で対処できないリスク」に備える保険です。

例えば「自動車運転中に人を轢いてしまい、賠償金1000万円の支払い義務が発生した」といったトラブルは、多くの人は貯金で対処できないでしょう。こういったトラブルには、保険で備える必要があります。

 

「必要な保険」「不要な保険」の見極め方

本当に必要な保険だけに加入するためには「必要な保険」「不要な保険」を見極める必要があります。しかし、保険はよく聞く保険だけでも以下のような保険があり、必要な保険を見極めることは大変です。

 

【よく聞く保険】

・生命保険

医療保険

がん保険

自動車保険

・火災保険

・個人賠償責任保険

・就業不能保険

 

では、「必要な保険」「不要な保険」はどのように見極めたら良いでしょうか。

どの保険でも基本的な考え方は同じです。

 
(公的保険)+(貯金)ー(トラブル発生時に必要な金額) 

 

上記が「プラスなら不要」「マイナスなら必要」です。

例えば、生命保険であれば「(遺族の生涯収入)ー(遺族の生涯支出)」が「トラブル発生時に必要な金額」です。「トラブル発生時に必要な金額」を「(公的保険)+(貯金)」で対処できるなら生命保険は不要です。

医療保険であれば「医療費」が「トラブル発生時に必要な金額」です。「トラブル発生時に必要な金額」を「(公的保険)+(貯金)」で対処できるなら医療保険は不要です。

(日本の公的医療保険の保障は手厚いので、貯金が30万円程度あれば医療保険は不要と言えるでしょう。)

 

「トラブル発生時に必要な金額」は、家庭環境によって変わるので各家庭で見積もる必要があります。見積には、以下の本がおすすめです。

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感想(1件)

参考にゆでダコガエル家の「必要な保険」「不要な保険」を紹介します。

まず、ゆでダコガエル家の家庭環境は以下の通りです。

 

【ゆでダコガエル家の家庭環境】

・夫婦(30代前半)+幼児の家庭

・夫婦共働き

・ 持家有(住宅ローン残有)

・自家用車有

 

そんなゆでダコガエル家の「必要な保険」「不要な保険」は以下の通りです。

 

【必要な保険】

自動車保険

・火災保険

・個人賠償責任保険

・就業不能保険

 

【不要な保険】

・生命保険

がん保険

医療保険

 

シンプルな保険を選ぶべき

「必要な保険」が明確になったら、いよいよ保険商品選びです。しかし、保険商品の種類は非常に多いので、まずは候補とする保険を絞る必要があります。

ゆでダコガエルは、候補とする保険を「シンプルな保険機能だけを持つ掛け捨ての保険」のみに絞ることを推奨します。

なぜなら、保険に入る目的は「トラブル発生時に貯金で対処できないリスクに備えること」だからです。貯蓄したり、お金を増やすことを目的に保険に入るわけではありません。お金を増やしたいなら、自分で資産運用した方が良いと考えます。

 

保険の最大のデメリットは「特定のトラブルにしか対処できない」

保険の最大のデメリットは「特定のトラブルにしか対処できない」です。

死亡保険を手厚くしても、生前のトラブルには対処できません。

ガン保険を手厚くしても、ガン以外の病気には対処できません。

医療保険を手厚くしても、「自転車で他人を轢いて損害賠償の支払義務が発生した」といったトラブルには対処できません。

 

最強の保険は貯金

あらゆるリスクに保険で備えようとして色々な保険に加入すると、毎月の保険料がかさみます。しかも、加入していた保険で対処できないトラブルが発生した場合は、それまでに払ってきた保険料はなんの役にも立ちません。

だからこそ貯金をするべきです。貯金であれば、あらゆるリスクに対処可能です。しかも、使わなかったら老後資金になります。

あれこれ保険に加入するよりも「本当に必要な保険だけに加入し、しっかり貯金をする」ことが賢明だと考えます。

 

 

以上

 ※本記事の内容は、あくまでゆでダコガエルの意見です。

 

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ikitekuokane.hateblo.jp